中学3年間不登校でも、将来なんとかなっている話【体験談】

雑記

中学生時代は不登校だった私

突然ですが…

管理人ぴよ子
管理人ぴよ子

私は中学校3年間、ほとんど学校に行っていませんでした。

中学校の不登校を経験した私(現在20代後半)は今、
実家を出て、仕事をしながらパートナーさんと同棲生活を送っています。

10年ちょっと前は、人生どん底だと思っていました。お先真っ暗だと。

ぴよ子(14)
ぴよ子(14)

「学校に行かなかったら高校に行けない…」
「高校に行けなかったら大学も行けないし、就職もできない…」

全然、そんなことないです。意外と明るい未来は待ってます。
今、私はあの時期と正反対の、楽しくて充実した人生を送っています。

この記事では、今学校に行けていない中学生さん、親御さんに向けて、
中学校に行くことが全てではない」「次のステップでは、違う未来が待っている
ということを、「中学3年間不登校で、勉強もしていない」私の体験談をもとに、お話します。

中学時代(不登校)の過ごし方

ここでは、ブログ管理人の中学時代(不登校)の過ごし方を紹介します。

  • 登校は年3日くらい(試験のときのみ。試験も全て受けられていない)
  • 自発的に外に出るのは、夜中のコンビニのみ(月2回くらい)
  • 昼夜逆転生活。1日中ネットゲームをしていた
  • 友達とも親戚とも会っていない(会いたくなかった)
  • 中学生のときから、2か月に1回ほど精神科に通院(うつ病と診断されていた)
管理人ぴよ子
管理人ぴよ子

ちなみに、中学1年生の7月頃までは週2~3日登校していました。
その後、中学校卒業まで不登校でした。

過去の出来事を文字に書いていて、なかなかに不登校をこじらせているな…と感じました。

試験は、受けた科目については30~40点ほどでした。それでも当時の私は、

ぴよ子(14)
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普段授業を受けていないのに、1週間前から教科書で自力で勉強して40点取れれば、良い方でしょ

と、考えていました。
今思っても、4割取れてたら上等じゃん。と思います(笑)

この頃は、とにかく引きこもりで、誰とも会いたくなかったんですよね。
会いたくないというか、怖くて会えないんです。
この時期は、人の視線や人の声に対して恐怖を覚えていました。

管理人ぴよ子
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今は普通に生活できていますが、精神的に落ち込むと、時々人の視線や声が気になります。
恐怖を感じるほどではないです。

そんな外出できない私にも、進学のタイミングは訪れます。

中学3年間不登校だった私が、高校に進学

進学を決めなければいけない中学3年生のとき、
インターネットでたまたま見かけた「通信制高校」という場所。
週に1回だけ登校したら良い」とか「不登校だった学生が集まっているから安心」とか、色々書かれていました。

私はその通信制高校に、とても惹かれました。

ぴよ子(15)
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通信制高校に行けば、人生変われるかも…

「このまま引きこもっていたら、何も変われない」「後悔したくないから、人生を変えたい
と思うようになったんです。

しかし、外に出るのは怖いし、人がいる場所も怖い。どうしよう。

ぴよ子(15)
ぴよ子(15)

外に出る練習をしよう!

私は、まず夜に近所を歩く練習をしました。
さすがに年齢的にも危ないので、母や祖父に付いてきてもらっていました。

管理人ぴよ子
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引きこもりを極めた運動不足の身体には、とても良い運動になりました。

次に、夜のスーパーに行く練習をしました。そのときも、母親と一緒に行っていました。

ぴよ子(15)
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人いっぱいいるし、怖い…

すごく怖かったけど「高校に行きたい」という思いで、とにかく頑張りました。

外に出る練習を始めたのは、中学3年生の1月ごろだったと思います。
3月下旬ごろには、だいぶ外に出られるようになり、昼間のスーパーも行けるようになっていました。

そして、春から通信制高校に通い始めることができました。

中学校の不登校時代に得られたこと

不登校って悪いことばかり想像してしまいますが、
私は「不登校を経験していなければ得られなかった」ということが2点あります。

1つは「人の気持ちを考えられるようになったこと」です。

不登校や外に出られないことって、とても弱い立場だと思っていました。だからこそ、

ぴよ子(15)
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「こうやって苦しんでいる人って、世の中に他にもいるんだ」
「弱い人に対して、優しくなろう」

という気持ちが持てるようになったんですよね。
これは、自分自身が弱い立場を経験していなければ、得られなかった考え方だと思います。

管理人ぴよ子
管理人ぴよ子

不登校を経験したり、病気を経験したりした人は、”人に優しくできる心”を持っている人が多いのかなと思っています。

もう1つは「タイピングがとても早くなったこと」です(笑)
中学校3年間、家でずっとパソコンのネットゲームをしていました。

管理人ぴよ子
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ゲーム友達と、ひたすら1日中チャットで会話をしていたら、今でも周りに驚かれるくらいのタイピングの速度になっていました。

その影響で高校1年生のときに、タイピングスピード認定という試験に挑戦し、1級を取得しました。
先生は「高校1年生で1級を取る人はなかなかいない」と、大変驚いていたのを覚えています。

そのタイピングスキルが、現在の仕事だったりブログだったりにとても生きています。

管理人ぴよ子
管理人ぴよ子

些細な経験も、無駄じゃないんだな…と感じました。

「やっておけばよかった」と後悔したこと

よく大人は勉強しろと言いますが、私もしておいた方が良いと思います。
しかし、全ての教科ではありません。

いえ、できるなら全教科勉強した方が良いに越したことはないのですが、
中でも大事だなと思ったのが「国語」です。

正しい敬語言葉の知識を知っておくことは、社会人になって働くときにとても生きます。
職場の人との直接的な会話や、メールでのやり取り、そもそも就職するための面接時など、さまざまな場所で必要です。
私も日々、分からない言葉の意味をインターネットで調べながら、覚えていっています。

高校進学は、不登校だった人生を”リセット”できるきっかけになる

高校に進学できたら、もう勝ち組です。中学校より、世界はもっと広いです。
新しくアルバイトを始めたり、習い事をしたり。
学校という場所だけではなく、自分の居場所を増やすことができます。

もし高校で友達が出来たら、もっと楽しい学生生活が送れると思います。

管理人ぴよ子
管理人ぴよ子

仮に、(ブログ管理人みたいに)高校で友達ができなくても、インターネットで共通の趣味の友達だったり、ネットゲームの友達だったり、行動範囲や視野がとても広がりますよ。

もしも、今暗闇の中にいる中学生さんがいらっしゃったら、人生の1ステップ先の「高校」を見据えて、
今できることを探してみてください。

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